CLANNADについてどうでもいいネタを1つ
2006年9月19日 ゲーム――――通常バージョン(プロローグ)
校門まで200メートル。
そこで立ち尽くす。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように伸びていた。
「はぁ」
別のため息。俺のよりは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女生徒がいた。
同じ三年生。けど見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「この学校は好きですか」
「え・・・?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。
でも、なにもかも・・・変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
・・・ぜんぶ、変わらずにはいられないです。」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは・・・」
「見つければいいだけだろ」
「えっ・・・?」
少女が驚いて、俺の顔を見る。
「次の楽しいこととか、うれしいことを
見つければいいだけだろ。あんたの楽しいことや、
うれしいことはひとつだけなのか?違うだろ」
そう。
何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
俺たちは登り始める。
長い、長い坂道を。
――――男坂バージョン(プロローグ)
校門から20キロメートル。
その距離を転げ落ちる。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように伸びていた。
「はぁ」
別のため息。俺のよりは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女生徒がいた。
同じ三年生。けど見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「男坂は好きですか」
「え・・・?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。
でも、これからめざそうとするケンカ道は・・・
平坦な道じゃないです。どこまで行ってもきつい登り坂が続くんです・・・
力尽きたらそれっきり・・・
後ろへ転がり落ちるしかないんですよ・・・
落ちたときには死ぬかも知れないです・・・。
それでも・・・」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは・・・」
「男が目指そうとする道はしょせん坂道だろう?」
「え・・・?」
少女が驚いて、俺の顔を見る。
「次のケンカ相手とか、この世に生まれてきた意味を探していけばいいだけだろ。
天がこの地上にのこしておいてくれたただひとりの硬派をめざしているんだろ?」
そう。
間違って坂から転げ落ちても
まだ死ぬわけにはいかねえさ。
だって・・・
「俺はようやくのぼりはじめたばかりだからな」
俺たちは登り始める。
この果てしなく遠い男坂を。
未完
・
・
・
・
・
・
全く、テスト前の休み時間に何書いてんだか俺は。(馬鹿)
校門まで200メートル。
そこで立ち尽くす。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように伸びていた。
「はぁ」
別のため息。俺のよりは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女生徒がいた。
同じ三年生。けど見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「この学校は好きですか」
「え・・・?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。
でも、なにもかも・・・変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
・・・ぜんぶ、変わらずにはいられないです。」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは・・・」
「見つければいいだけだろ」
「えっ・・・?」
少女が驚いて、俺の顔を見る。
「次の楽しいこととか、うれしいことを
見つければいいだけだろ。あんたの楽しいことや、
うれしいことはひとつだけなのか?違うだろ」
そう。
何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
俺たちは登り始める。
長い、長い坂道を。
――――男坂バージョン(プロローグ)
校門から20キロメートル。
その距離を転げ落ちる。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように伸びていた。
「はぁ」
別のため息。俺のよりは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女生徒がいた。
同じ三年生。けど見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「男坂は好きですか」
「え・・・?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。
でも、これからめざそうとするケンカ道は・・・
平坦な道じゃないです。どこまで行ってもきつい登り坂が続くんです・・・
力尽きたらそれっきり・・・
後ろへ転がり落ちるしかないんですよ・・・
落ちたときには死ぬかも知れないです・・・。
それでも・・・」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは・・・」
「男が目指そうとする道はしょせん坂道だろう?」
「え・・・?」
少女が驚いて、俺の顔を見る。
「次のケンカ相手とか、この世に生まれてきた意味を探していけばいいだけだろ。
天がこの地上にのこしておいてくれたただひとりの硬派をめざしているんだろ?」
そう。
間違って坂から転げ落ちても
まだ死ぬわけにはいかねえさ。
だって・・・
「俺はようやくのぼりはじめたばかりだからな」
俺たちは登り始める。
この果てしなく遠い男坂を。
未完
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全く、テスト前の休み時間に何書いてんだか俺は。(馬鹿)
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