最強シスプリサイト「赤の7号」より抜粋。
シスプリを愛し、堀江由衣さんを愛する限り我らは永遠の勝ち組なのです。
◆クリスマスイブですが、今日のこの日を自室にこもってアニメやゲームに興じている勝ち組の皆さん、こんばんは。
もはや勝負あったという感が否めませんので、死者に鞭打つようで心苦しくあるのですが、あえて容赦なく指摘させていただきます。
こんな日に女連れで野外をウロウロするのは、明らかに負け組。
考えてもごらんなさい。
今日が12月24日だからといって、マスコミの扇動に乗せられて……つーか、乗せられた女の機嫌を取るために、わざわざ昼間ッから、米国帝国主義の権化みたいな千葉ディズニーランドあたりに繰り出そうという生き様からして、とても理性ある者の行動とは思えません。もはや、人間として黒星スタート。
しかも、折からの大寒波で、ただ外を歩いているだけでも寒いというのに、入場券購入の列に並ぶため、寒風吹きすさぶ中で直立不動の姿勢をキープしようというのだから、もはや理解不能。そんなシゴキは、かつての日本陸軍か『魁!男塾』くらいでしかお目にかかれません。
普通、生物というものは、生命に危険が及ぶような環境には近づかないものですが、わざわざ寒さを満喫しようというあたり、生物としても黒星スタート。
こうした苦難を乗り越え、かろうじて園内に潜り込んだとしても、今度は各アトラクションに入るために、またしても行列。
彼らをここまで並ばせるものは、一体何なのか。
「何なのか」とか言ってますが、具体的にはネズミとネズミがキスするショーだったり、お姫様が電飾の上から手を振るのをありがたがる中世封建社会の再現みたいなパレードだったりするから、戦慄を禁じえません。
「ネズミ+中世=黒死病」
もう、正常な人間には、とても耐えられたものではありませんな!
もっとも、女の方はキャーキャー言っておるとしても、実のところ男は
「寒いなー、カントリーベアで寝たい」
とかなんとか、すっかり冷めたピザをかじりながら、うんざりしている可能性は大。
目を転じて、夜の街の商業地域を見てみれば、遊びつかれておなかを空かせた男女がうろうろしているわけですが、そもそもこの時期に外食をしようと考えること自体が、危機管理能力の乏しさを如実に表しています。
夜も6時7時になって、寒さも一段と厳しくなる中、なにか温かい物でも食べようかと思うのは、当然のこと。
100人いれば100人がそのように考えます。
で、そう考えた100人が適当なレストランに殺到するものだから、ここでも行列。最後尾はこちら。
昼間の遊びで疲れたのか、さっきから「寒い」「おなか減った」などと、自分の生理現象に関するセリフしか吐かなくなった女に、軽くムカつきながらも、ただひたすらの待ち行列。食料調達のために並ぶだなんて、ロシアの主婦さながら。
1時間ほど待った末、ようやく店内に入ることができたかと思いきや、店内にも待ち行列の椅子が用意されていたりなんかすると、減退感とか徒労感が倍増したりするから、愉快痛快ここに極まる。
さらに、店員曰く
「本日はクリスマスメニューとなっております」
要するにこれは、「普段の倍の値段を取るから、オマエラ覚悟してね☆」という趣旨の死刑宣告と同義。
需要が供給を上回れば価格が上昇するのが市場原理。
普段はいくら100円ショップで生活費をケチッていようとも、今日のこの日に外出したというただそれだけで、そうしたケチりを吹き飛ばす出費を余儀なくされるのが資本主義。
経済学の基礎を、その身をもって痛感しながらも、男としての見得とかプライドとかそういった雑念が胸中に沸き立ち、「高いな、やめよう」などと口にすることなどできず、あえて死地に向かうその蛮勇。
当初は2人で1万2千円程度を見込んでいた夕食が、想定外のお2人様2万4千円也。
さてさて、どうにか遊んだし、どうにか食ったし、あとは何をするかっつったら、ナニをするだけだろ!と、男が100人いれば100人がそのように考えるわけで、そう考えた連中が夜のホテル街に繰り出すから、普段は人気の少ないこの街も、今日は大賑わい。
当然ながら、すんなり「ご休憩」に入れるはずもなく、
「本日は宿泊のみとなっております(23時〜)」
などと、人の足元を見るようなことを恥ずかしげもなく掲示されたりするのです。
そうなると、この日でも休憩をやっているホテルはないものかとホテル街をウロウロする難民が続出。
ありていに言えば、彼らはセックスをする場所を探して放浪を続けているわけで、学術的にはセックス・ジプシーとでも呼ぶのが、適当と言えましょう。
彼らの中でも、肝の据わった連中などは、ホテル前の順番待ちの列に伍するわけですが、これなどは「セックスする順番を待っています」という看板を背負って立っているようなもので、保守的な私に言わせれば「性の解放もここまできたか!」という感慨もひとしおです。
いずれにせよこちらでも、当然のように「クリスマス料金」になっており、「ヤりたければ、払え」という、ホテル側の強気の姿勢に抗うことができない以上、予算オーバーは確実。こうなると、昼の遊び、夜の食事がジワジワとボディブローのように、懐に効いてきます。
幸いにして余裕のある連中は、涙を呑んで財布の紐を緩めればそれで済みますが、そうでない連中は悲惨。
少しでも条件の良いところを探そうとウロウロしているうちに、女の方が「さむいー」「つかれたー」とかグズグズ文句を言い出すもんだから、またしても軽くキレたりするわけですが、ふと冷静になって考えてしまうと、これがヤバい。
「なんでこんなうるさい女に、わざわざ宿泊料金2万5千円をかけなきゃいけないんだ、普段のご休憩6,800円で十分じゃねーか」
とかなんとか、ことに釣った魚に餌をやらないタイプの男は、臆面もなくこのようなことを脳裏に浮かべるわけですが、やる気マンマンの下半身を納得させるためにも、ここは耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、ひたすらホテル探し。
でも大丈夫、そのうち女の方が「もう帰ろうよ!」とか言ってくれます。
さんざん1日中引っ張りまわされて、高いメシを食わせて、ホテル街を歩き回ってバイバイとは、こりゃもう、笑い話のようです。メリークリスマス!
以上述べたようなことを総合的に勘案すると、これはもう自室にこもって三国無双でもしながら、時折、好きなエロゲを左手マウスで起動した方が、よほど満足度が高いというものですよ、 バーカ!
シスプリを愛し、堀江由衣さんを愛する限り我らは永遠の勝ち組なのです。
◆クリスマスイブですが、今日のこの日を自室にこもってアニメやゲームに興じている勝ち組の皆さん、こんばんは。
もはや勝負あったという感が否めませんので、死者に鞭打つようで心苦しくあるのですが、あえて容赦なく指摘させていただきます。
こんな日に女連れで野外をウロウロするのは、明らかに負け組。
考えてもごらんなさい。
今日が12月24日だからといって、マスコミの扇動に乗せられて……つーか、乗せられた女の機嫌を取るために、わざわざ昼間ッから、米国帝国主義の権化みたいな千葉ディズニーランドあたりに繰り出そうという生き様からして、とても理性ある者の行動とは思えません。もはや、人間として黒星スタート。
しかも、折からの大寒波で、ただ外を歩いているだけでも寒いというのに、入場券購入の列に並ぶため、寒風吹きすさぶ中で直立不動の姿勢をキープしようというのだから、もはや理解不能。そんなシゴキは、かつての日本陸軍か『魁!男塾』くらいでしかお目にかかれません。
普通、生物というものは、生命に危険が及ぶような環境には近づかないものですが、わざわざ寒さを満喫しようというあたり、生物としても黒星スタート。
こうした苦難を乗り越え、かろうじて園内に潜り込んだとしても、今度は各アトラクションに入るために、またしても行列。
彼らをここまで並ばせるものは、一体何なのか。
「何なのか」とか言ってますが、具体的にはネズミとネズミがキスするショーだったり、お姫様が電飾の上から手を振るのをありがたがる中世封建社会の再現みたいなパレードだったりするから、戦慄を禁じえません。
「ネズミ+中世=黒死病」
もう、正常な人間には、とても耐えられたものではありませんな!
もっとも、女の方はキャーキャー言っておるとしても、実のところ男は
「寒いなー、カントリーベアで寝たい」
とかなんとか、すっかり冷めたピザをかじりながら、うんざりしている可能性は大。
目を転じて、夜の街の商業地域を見てみれば、遊びつかれておなかを空かせた男女がうろうろしているわけですが、そもそもこの時期に外食をしようと考えること自体が、危機管理能力の乏しさを如実に表しています。
夜も6時7時になって、寒さも一段と厳しくなる中、なにか温かい物でも食べようかと思うのは、当然のこと。
100人いれば100人がそのように考えます。
で、そう考えた100人が適当なレストランに殺到するものだから、ここでも行列。最後尾はこちら。
昼間の遊びで疲れたのか、さっきから「寒い」「おなか減った」などと、自分の生理現象に関するセリフしか吐かなくなった女に、軽くムカつきながらも、ただひたすらの待ち行列。食料調達のために並ぶだなんて、ロシアの主婦さながら。
1時間ほど待った末、ようやく店内に入ることができたかと思いきや、店内にも待ち行列の椅子が用意されていたりなんかすると、減退感とか徒労感が倍増したりするから、愉快痛快ここに極まる。
さらに、店員曰く
「本日はクリスマスメニューとなっております」
要するにこれは、「普段の倍の値段を取るから、オマエラ覚悟してね☆」という趣旨の死刑宣告と同義。
需要が供給を上回れば価格が上昇するのが市場原理。
普段はいくら100円ショップで生活費をケチッていようとも、今日のこの日に外出したというただそれだけで、そうしたケチりを吹き飛ばす出費を余儀なくされるのが資本主義。
経済学の基礎を、その身をもって痛感しながらも、男としての見得とかプライドとかそういった雑念が胸中に沸き立ち、「高いな、やめよう」などと口にすることなどできず、あえて死地に向かうその蛮勇。
当初は2人で1万2千円程度を見込んでいた夕食が、想定外のお2人様2万4千円也。
さてさて、どうにか遊んだし、どうにか食ったし、あとは何をするかっつったら、ナニをするだけだろ!と、男が100人いれば100人がそのように考えるわけで、そう考えた連中が夜のホテル街に繰り出すから、普段は人気の少ないこの街も、今日は大賑わい。
当然ながら、すんなり「ご休憩」に入れるはずもなく、
「本日は宿泊のみとなっております(23時〜)」
などと、人の足元を見るようなことを恥ずかしげもなく掲示されたりするのです。
そうなると、この日でも休憩をやっているホテルはないものかとホテル街をウロウロする難民が続出。
ありていに言えば、彼らはセックスをする場所を探して放浪を続けているわけで、学術的にはセックス・ジプシーとでも呼ぶのが、適当と言えましょう。
彼らの中でも、肝の据わった連中などは、ホテル前の順番待ちの列に伍するわけですが、これなどは「セックスする順番を待っています」という看板を背負って立っているようなもので、保守的な私に言わせれば「性の解放もここまできたか!」という感慨もひとしおです。
いずれにせよこちらでも、当然のように「クリスマス料金」になっており、「ヤりたければ、払え」という、ホテル側の強気の姿勢に抗うことができない以上、予算オーバーは確実。こうなると、昼の遊び、夜の食事がジワジワとボディブローのように、懐に効いてきます。
幸いにして余裕のある連中は、涙を呑んで財布の紐を緩めればそれで済みますが、そうでない連中は悲惨。
少しでも条件の良いところを探そうとウロウロしているうちに、女の方が「さむいー」「つかれたー」とかグズグズ文句を言い出すもんだから、またしても軽くキレたりするわけですが、ふと冷静になって考えてしまうと、これがヤバい。
「なんでこんなうるさい女に、わざわざ宿泊料金2万5千円をかけなきゃいけないんだ、普段のご休憩6,800円で十分じゃねーか」
とかなんとか、ことに釣った魚に餌をやらないタイプの男は、臆面もなくこのようなことを脳裏に浮かべるわけですが、やる気マンマンの下半身を納得させるためにも、ここは耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、ひたすらホテル探し。
でも大丈夫、そのうち女の方が「もう帰ろうよ!」とか言ってくれます。
さんざん1日中引っ張りまわされて、高いメシを食わせて、ホテル街を歩き回ってバイバイとは、こりゃもう、笑い話のようです。メリークリスマス!
以上述べたようなことを総合的に勘案すると、これはもう自室にこもって三国無双でもしながら、時折、好きなエロゲを左手マウスで起動した方が、よほど満足度が高いというものですよ、 バーカ!
コメント
相変わらずの切れのありすぎる文章、
楽しませてもらいました。