「新機動戦記ガンダムW」

もし自分が今まで見た中で1番印象に残ったガンダムの作品は?
と尋ねられたら、
「新機動戦記ガンダムW」と答える様にしている。
何故今W?
と大抵の人が怪訝そうな顔をするだろう。
ですが、「何故今W?」ではなく、
Wを知った当時からずっとガンダムWなのだ。

その理由は衝撃的ストーリー展開にあります。
・大気圏内でエアリーズ2機を破壊後ゼクスと交戦、
 被弾し海面に落下、ここでヒロインであるリリーナ・ドーリアンと出会う。
 ヒイロの身を案じるリリーナだがヒイロは自分の顔を見てしまった
 リリーナを殺そうとする。(もしくはただ牽制しようとしただけなのか)
 
・1体のウイングがバスターライフルを使って数十体のリーオーを倒す。
 (今までの主人公側の不利、敵が有利でなく、Wは主人公の圧倒的有利から始まります。)

・学園で再び出会ったヒイロとリリーナ。そこでリリーナは自分の誕生パーティー
 にヒイロを誘おうとするが、招待状を目の前で破り捨てられる。
 そして、リリーナがヒイロに興味を抱くようになった最重要なセリフ。
 「お前を殺す」
 リリーナは自分とは全く異なった存在であるヒイロに惹かれるようになり、
 ヒイロに干渉し、ヒイロの事を知りたくなります。
 お人良し過ぎだ。

・第2話ではデュオが登場しますが、リリーナを殺害しようとするヒイロに
 銃口を向けるデュオ、しかしリリーナはケガをしているヒイロを
 身を呈して庇います。イッちゃってますね。
 まぁそこが世間知らずのお嬢様と言う所なのでしょうか。
 それにも限度と言うものが(ry
 いやここはリリーナの器が大きいと言っておきましょう。
 後にも紹介しますが、彼女の人種を越えた人望は全世界が彼女の元に
 跪くまでになります。

ドーリアン外務次官暗殺。
 恐らくこの物語で最重要な出来事の1つでしょう。
 そこで自分はドーリアンの娘では無い事、自分がサンクキングダムの
 末裔、ピースクラフト家の生き残りである事を知ります。
 リリーナの心は大きく傷付きましたがその出来事によってリリーナは強くなり、
 父親の死を乗り越える事によって王女、世界国家元首として成長しました。
 
・流石にいつまでもやられっぱなしのOZではありません。
 レディ・アンさんが居ますしね。
 この時5人はコロニー側の破壊工作者だと言う事が露見し、
 コロニーを盾にとられます。
 そこでガンダムを設計した科学者は降伏宣言をOZ側に出します。
 「降伏はする、だがガンダムは渡さん、繰り返す
  降伏はする、だがガンダムは渡さん。」

 そこでヒイロは、
 「任務了解、自爆する。」
 自爆します。自爆しました。死んだかと思いました。
 でも流石にそこは強化人間のしぶとさです。ちゃんと生きてました。

 やはりいくら超パワーを持ったガンダムと言えど、使えなければ意味が
 無いのです。そこの所、超頭脳を持っているレディさんにはお見通しな訳で。
 結局何の後ろ盾も持たないヒイロは敗北してしまったのです。
 その後はコロニーに危害が及ぶため、ガンダムでの行動は大幅に
 制限されます。
 リリーナ様出番全く無し。ヒロインなのに。

今日はここら辺で終わりにします。

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